縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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初蝉。

なんとも、言い表しようのない、奇妙な鳴き声に、聞き耳を立てた。
つっかえ、つっかえ、音を探しているような不安定な音階と音色。

   じじっ・・・じっ。・・・みーんみーん・・・・

おおっ!!蝉か!

梅雨寒の曇天のした、何を思って鳴いているのか。

かの鳴き声の持ち主も、あと、一週間ほどもしたら命が尽きてしまうんですね。
早く暑くなることを願いつつ、
梅雨なんだから、もう少し雨も降ってもらわねば。と、ようやくふさふさしてきた田んぼに思いを馳せながら、
一週間という短い命を、せいぜい鳴くことだけで自分の存在を意味のあるものにしようとしている健気さに、ふと、わが生活を省みたりして・・・。


でもさ。
盛夏のあの、喧しい騒音張りの蝉時雨のことを考えたら、
一週間以上生きててもらっても、
困っちゃうよね。

命って、案外上手いこと出来てるな。


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3 Comments

Comment

No title

>ukkさん
うちの近辺では、蝉時雨のわりに蝉の亡骸はほとんどお目にかかれません。抜け殻なら、ごろごろ転がっていますが。

意味はなくても、そこにいるだけでいいよね。
2005/07/05(Tue) 19:39:00 | URL | ひわ@管理人 [ Edit]

No title

生きている意味、死ぬ意味ってなんだろう?
意味があってもなくてもどちらでもいいと達観しちゃだめかな?
2005/07/04(Mon) 08:39:00 | URL | ukk [ Edit]

No title

蝉の声って聞く場所と時間帯でやかましさが違うよね。
いまの生活地域できいたらいつもやかましい。
いまはもう味わえないけど、田舎でお休みの日の昼間に昼寝しながら聞くのはいい子守歌。

私の場合蝉でいやなのは声よりも大量に転がっている死体なのです。
2005/07/04(Mon) 08:36:00 | URL | ukk [ Edit]
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