縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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仕立て方・いろいろ

男物といえば、殆どが洗い張り。
新しく仕立てるお客さんは、こちらには迷い込んできません。



基本的に、
 
   【表のあげ】
       後→袖付けから2寸5分下
       前→後ろの一寸下。

   【裏の上げ】
       花色木綿等、通しの裏→肩揚げ
       胴接ぎ付き→女物同様。ただし縫込みは八掛けのほう(裾に向かって)へたおす。

表地のあげについては、よく聞かれるのが、「なぜ、前を低くずらすのか?」

なぜなら、男物の帯は前を少し下げてしめるから。だそうです。
後とツラ一にするとあげの縫い目が出てくるので、一寸下げるのだとか。

裏のあげについては、「なぜ、肩揚げなのか」
 
なぜなら、昔の殿方のお仕事とは、担ぐものが多かったため、
肩の保護(クッションの役割)と、生地が傷みやすかったため。

その他に、びっくりしたのが、裏衿!
男物は、袷といえども棒衿に仕上げるのです。

ワタクシのお師匠さんは、

   「男もんの裏衿なんざ、所詮見えへんもんや。そんなもんつけんでもええ。
    んなもん、つけたら、始末するときにごろごろするやん」

そういって、衿先1尺ぐらいつけてあとは、なし。
なのに、先日お預かりした悉皆の男物には、しっかり裏衿が着いていました。

   え! これは、ついてるってことは付けるんだよね?

しばし、悶々と思案。
・・・・・・・・・・・・・・・付けよう。仕方あるめぇ。やっぱり、ついてるものは付けなきゃだめですよねぇ。
男物

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4 Comments

Comment

確認ミスです。

それは、リンク先の指定を間違っているだけでしたv-12

サイトの一部として表示しようと思って、
ブログもそのスキンを統一して・・・・・・。
と、構想だけは壮大で・・・・・・。中途半端。

御指摘、ありがとうございました。
早速ですが、訂正しておきます。
2008/02/01(Fri) 09:58:21 | URL | ひわ@管理人 [ Edit]

No title

たしかに勝手に布を切るのは勇気が要りますね。

このブログですが、左の『私事』をクリックするとすぐその横に縦にブログその他が表示されるので、それをクリックすると別ウィンドウが開いて問題ないのですが、右ページに大きく表示されたのをクリックするとうまくいくこともあるのですが、やはり切れることが多いです。

2008/01/31(Thu) 15:06:34 | URL | ちあき [ Edit]

衿先派、ばんざーい

反物でお預かりしたものは、オレ流で衿先のみですが、
洗い張りでやってきたものは、勝手にちょん切るとどうかと思うので、
殆どの場合、つけています。
見えないとはいえ、お客さんとは案外、見ているもので、
「あれ?」といわれると、「どきっ」とするのです。

そう。
気は強いけれど、気が小さい奴なんです。

ところで、表示はどうでしょう。
まだ、切れますか?
2008/01/30(Wed) 23:42:49 | URL | ひわ@管理人 [ Edit]

昔はつけました

昔は男物の着物にも裏襟がついていました。

確かにごろごろするので、始末が面倒でした。

最近では全く付いていないものもありますが、私は襟先5寸位しか付けていません。

臨機応変で全部つけなくてもいいと思いますよ。
2008/01/27(Sun) 21:29:54 | URL | ちあき [ Edit]
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