縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告


裾綿>>踊り用の身丈直し(単位は鯨尺)

20センチばかり裾を切って。

といわれました。


裾綿は、職検(職業和裁検定)1級の実技試験でした。
試験は、左右のつま先とその間4寸、合わせて1尺2寸ほどの出来上がりでした。
綿を寄るところからはじめました。

今回は、すでに入っている綿を使用。
なので、綿をよる手間はカット。

出だしはこんな感じ。
ふき巾は5分上り。
直す前


表は2分5厘カットするので、その分、長く取ります。
表の褄先

褄先から、ふき巾の倍戻って、その3分の2から褄先に向かってカーブを描きます。
……と書くと分かり辛いですが、要は、褄先から7、8分ほどのところから褄先に向かって落差が2分5厘のカーブを描きます。

   ここで、型紙を使用します。がっ!
   お師匠さんは、このぐらいフリーハンドだ!!と豪語。
   で、できるのか!?

裏は出来上がりの倍、今回は5分のふきだったので、1寸、表より長くとります。
裏のカーブ(1寸)

↑自家製の1寸丸です。
1寸の丸みでカーブを描き、その糸一本上を真綿で、表と同寸に縫い縮める。
と、ありますが、真綿なんかでは出来ません。
ごめんなさい。
とじ糸でさせてください。
裏の始末

縫い詰めたら、それをしわがなくなるように鏝を当てます。
布の角っちょをピンと引っ張って思いっきり伸ばすように鏝を当てます。
ここで、変にしわを寄せてしまうと出来上がりがシワシワになります。
ちなみに、かなり縫い詰めないと、表と同寸にはなりません。

   気合い。

入れましょう。

褄先の裾合わせ

表と裏を縫い合わせます。

   右上のど派手なピンクは、職検の練習で作った裾綿入り見本です。
   親指は、ワタクシの黄金の左手です。
   ピンボケなのは、写真が下手くそなだけ。

このあとのお写真はありません。

褄先以外は普通に裾合わせ。
表のカーブにのみ、1分巾で切っ込みを入れて、
先に、褄先のカーブの手前まで、普通にしつけを入れて鏝かけ。
褄先に引き糸をつけて引っ張りながら、褄先のカーブに同色縫い糸で隠しぐしを入れます。
表のキセ山から5分のところにとじ糸で糸印。これが裾の出来上がり。
その糸印に合わせて、綿を置き、普通に横綴じ。
たて褄をくけて出来上がり。

下前褄先

上前褄先


なんか、むずかしー。
でも、がんばりましたよ。
仕事中


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。