縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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寸法の謎@羽織

 羽織は、帯を結んだ上から、がばっと着るものだし、前は開いているから寸法なんか、気にしないでいいのよっ!



 ま。そうだ。
 大雑把に過ぎるけれど、それが羽織の真髄かもしれない。

 でもね。・・・・・・、でもさー・・・・・・。

 マチが何のためにあるのかというと、帯のふくらみ分である。
 前が開く分、マチがないと、帯に引っ張られて、羽織の前身ごろは後ろ向きに肌蹴てしまう。
 だから、マチが付いて、そこを吸収している。

 着慣れた人には、身幅の大きな羽織でも、帯をふっくら結んでごまかしましょう。とか、補正を多めにとって着膨れましょう。とか。巾が狭い目の羽織だから、ペタンコに結ぶようにしましょうとか、簡単に都合もつけられるけど、着慣れない人には、難しいと思うのです。

 身幅の大きな羽織は、明らかな借り物の様相でしっくりしないし、
 狭い羽織は、羽織紐が引っ張られてすそで肌蹴やすい。

 それは、それでいいのだろうか・・・・・・。
 いい。っていうんだから、いいんだろうけど。

 着物を着始めて日が浅かったり、なれないうちは、自分にあった羽織の身幅±5分程度にとどめていたほうがいいんじゃないかと、ひっそりと思った。

 ちなみに、羽織の寸法は、着物に対して、


 お袖丈-5分
 袖付け+2分
 袖口同寸
 袖巾+1分

 肩幅同寸
 後巾同寸
 前巾-2寸
 マチ巾5分(身八つ)1寸5分(裾)
 
 身八つ2寸5分
 繰越+2分
 衿肩明き+2分


 
寸法

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