縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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七五三から大人まで。

 一般的に、七五三の着物は大人には無理。と、いいます。
 3歳は無理でも、7歳なら何とかならないだろうか。

 何とかなりました。

 先日お預かりした小紋は、七五三の7歳で着用した後、大人になってから一度着用、さらに、今回、25歳で着用。

 さて。
 寸法出来んの?

 出来ました。

 柄ってどうなの?

 華やかな小紋柄で、子どもでも大人でもいけるものも、あるんです。
 だからこそ、子どもの晴れ着には、小紋をお勧めするものなのですが・・・・・・。
 付け下げなどの、柄あわせのある着物は、確かに高級ですし手間もかかってますから逸品の雰囲気がむんむんですが、柄が合うということは、そこまでしか広げられないということで、それはつまり、その時限りの着物に成り下がってしまうのです。

 お話を聞くと、七五三で着る→ほつく→大人になってから着る→ほつく→また着よう!(今ここ)

 の、繰り返し。
 一度着て、次、着る予定がないから解いておいた。
 なるほど。よい手だ。
 着物の形になってあれば、やける。筋が残る。
 解いておけば、一枚の布に戻るわけですから、やけるとしても、均一にやける。筋が残るとしても、それは以前したてた際のものであって、伸ばしたとしてもきつく残ったりはしない。

 気に入った柄で、しばらく着ない子供の晴れ着は、解いておくとよいですよ。
 仕立てるにしても、2万円前後。
 新たに購入するよりも、お安いと思います。が・・・・・・。
 最近の呉服事情に疎いもので、その辺はよく分かりません。
 縫うばっかりで、買うことをしないので・・・orz...


 さて。
 7歳の着物から、大人物への仕立て直しですが、
 7歳でも、本裁ちで裁ちます。いわゆる、大四つ身。と、いうことですね。
 寸法は7歳にして、八掛を表そのままの引き返しにもち上がります。
 共八掛にするということですね。
 おくみも同じです。褄は、ねじり褄に仕立てます。
 こうしておくと、解いたときに、十分な長さがあります。
 大人物に仕立て直す時は、八掛を新たにつけて、胴裏も場合によっては新しくします。子どものときに十分に胴接ぎなどに縫込みを入れておくことも出来ます。
 一つ、注意するのは、大人物にしたときに、八掛の部分を延ばして、裁ちきりが裾になるので、元の裾が、裾から1尺3寸程度の高さにまっすぐに見えるということです。
 ですので、特に、汚れのない時はそのままでもokですが、シミなどが見える時は、洗いに出したほうがいいかもしれません。
着物

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