縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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『シャウエッセン』

茶色の斑の、ダルメシアンがいる。
彼の名前は、

   シャウエッセン。


本当の、飼い主につけてもらった名前は、きっと、もっと、ダンディでプリティな(ってどんな??)名前なんだろう。
以前は、黒斑と二匹並んで歩いていたけれど、黒クンは死んでしまったようで、
今は飼い主の親父と二人(?)でお散歩している。

このシャウエッセンとうちのお犬様は、非常に仲が悪い。
仲が悪い、というよりも、一方的にガンつけているのがうちのお犬様だ。

敵いもしないのに、いちいち、奴の顔を見ては、匂いをかぎつけては、
ワンワン、ガウガウ、アワアワとやかましいこと、この上ない。


ある日、さっちゃんとお散歩に行ったときのこと。
牛屋の坂で向こうからのこのこと上ってくるシャウエッセン・コンビに、
相も変わらず、
紐の伸びる範囲で、ぐるんぐるん回りながら、
ワンワン、ギャンギャンと向かっていくお犬様。

勢い余って、さっちゃんのおててを、

   かぷ。


その時、

   ぷち。

っと、皮膚の破ける音がしたそうな。
咄嗟に脳裏に浮かんだのが、

   『パキっとジューシー。香りもジューシー』

という、『シャウエッセン』のCM。

以来、彼は『シャウエッセン』と呼ばれている。
このとき、思い浮かんだのが、『バイエルン』だったりしたら、
今頃、彼は、

   バイエルン

と呼ばれていたのだ。
偶然とは、かくも、おそろしきものなりけり。



久しぶりに、今日、シャウエッセンと出会った。
彼らは、相変わらず、王侯貴族のように、威風堂々と前を歩いていった。

対して、
その後から、紐の許す限り向かっていく市井の犬と、紐をがっつり握って踏ん張る一庶民。


家に帰り着いてから、お犬様に、
「シャウエッセンを見習わなきゃ駄目だよ」
と、お説教も試みた。
真剣に見つめ返す、そのつぶらな、きらきらした瞳には

   「めし」

と、書いてあるように見えたのは、多分、気の迷いでもなんでもないと思う。


生まれには、かなわないか・・・・・・はぅ~。
お犬様

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2 Comments

Comment

No title

>ちあきさん
シャウエッセンのお父さんは、とっても物静かなおっさんです。
思うに、やっぱり、犬は飼い主に似るんでしょうね。
私が、京都から帰ってきたときには、お犬様は5歳の誕生日を迎えていました。
つまり、しつけは、出来上がり済み(いいか悪いかは別として)。

なるほど、人間様も所詮は動物。そう思えば、『雄』というくくりで、ひわ家の男性陣をお犬様の性格が代表しているのです。

女の子も、雄並みに単純になれれば、もう少し、楽なんでしょうねぇ・・・。


デリカシーがない。とも言いますが。
2006/10/21(Sat) 20:25:00 | URL | ひわ@飼い主 [ Edit]

No title

犬は自分より弱いと思う相手は無視すると訊きました。

お犬様はシャウエッセン君から子ども扱いされている??

お犬様からすれば、彼は自分の縄張りを荒らす侵入者?

人間も動物も雄の世界は厳しいのか、単純なのか?

雌には理解できないことですね。
2006/10/18(Wed) 22:25:00 | URL | ちあき [ Edit]
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