縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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身丈に接ぎを入れる場合。

今流行の、リサイクル着物、昭和・大正のレトロな着物は、身丈がやたらと短く、袖丈があほほど長いものがあります。
そんな時、袖丈を切って、身丈に接ぎますが、接ぐ場所が問題。

あれやこれやで見てみると、2箇所ほどで、接げそうです。

1・揚げの位置で接ぐ。
2・オハシヨリで接ぐ。



1・揚げで接ぐ場合:

肩明きと繰越を確認。接ぎ代を加えて断ち切ります。

   身頃にばっさりとはさみを入れるのは、ものすごく、プレッシャーを感じます。
   が、ここは、思い切ってちょん切ってしまわないと先に進みません。
   でも、偶に、ためらい傷が・・・。

その間に足し布を入れます。
足す場合は、ミシンで縫って割り、縫込みが起き上がってこないように隠しびつけをいれますが、肩山に近いほうは、片ごかし(片方に縫い代を倒す)にして、キセをかけます。
キセ山がずれないように隠しびつけも入れます。

出来上がりは、揚げがあるようにみえ、接いだ場所が一箇所のように見えるところがポイントです。
着たときは丁度帯の下になるので継ぎ接ぎは見えません。当たり前ですが。

2・オハシヨリの下で接ぐ:

着付ける場合の紐の位置で、身丈をちょん切ります。
接ぎ代は忘れないように。

   着物の褄下を確認。褄下+3寸~5寸ぐらいのところになりますか。
   こちらは、うっかりすると帯の下から見えるかもしれないので、慎重に。

接ぎ方は同じです。が、上下の縫い目はミシンで接いで割ります。

出来上がりは、明らかに布を継いだとわかりますが、着る場合にオハシヨリの内側に隠れます。


どちらのやり方も一長一短です。
継ぎ布の寸法によってはどっちにしても出てくるので、やっぱり、石橋は叩き割るつもりで確認します。
直し

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