縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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そろそろ、秋だから。

ゆっくりと、確実に時間が流れて、気がつくと、4月にお預かりしたコートが手付かず。
男物の羽織だったものを、もったいないのでコートにしたいとか。
羽裏は、これまた、男物の襦袢の裏です。
・・・。大事にお召しになっていらっしゃるんですね。

明日の最高気温、仙台22度ですって。うわっ。さむっ。

9月になると中秋の名月がやってきます。

「中秋」と「仲秋」の違いは、IMEの注釈によると、

   仲秋は陰暦の八月のこと。
   中秋は陰暦8月15日のこと。

で、いろんなところに探りを入れてみると(今風に言うなら、「ググって」みると)

   「中秋の名月」

が、適当らしいです。
大雑把に解釈すると「秋の真ん中の、美しい月」という意味らしいです。
その日は、今年は9月18日。
しかも、日曜日。

春の七草があるように、秋にも「秋の七草」があります。
春の七草のように、薬膳として食すものではなく、花を愛でるのだそうですよ。

有名どころでいうと、山上憶良の2首 

   「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種の花(ななくさのはな)」

に続き、有名な、

   「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 朝顔の花」

めんどくさいので、解説はこちらを参考に。

思えば、山上憶良の時代には、ちょっとぐるっと見回すだけで、これだけの花が自生してたことになるわけですよね。

藤袴なんて、絶滅危惧種ですよ。
めだかだって、普通に泳いでたんでしょうね・・・。
ま、そのころには、アメリカザリガニなんていなかったでしょうしね。

里山には、穂の開いたススキがなびいています。
のつぼみはまだまだ固いですが、の花は、ほんのり甘い香りを漂わせ、道路いっぱいに散っています。キキョウは自生しているものは見かけません。庭に、白やピンク、紫のかわいい花を咲かせています。
女郎花も花の盛りを過ぎ、なぜか、ワラビと共生中。なぜ、今、ワラビ?

私は、どっちかというと結構現実的なほうなので、
ススキにものの哀れなどはあまり感じません。それよりも、ススキのあの、逆とげとげは何とかならないですか。
指を切るほどの鋭さで、ちょっと藪に入ると、刺さるんです。痛いんです。
刺さったとげを、肉眼で確認でき、さらに、指でつまんで引っこ抜けるんです。

侮るなかれ。ススキの葉。(7・5調にしてみました)


さてさて。山上憶良の歌を素直に暗記すると、それはそれで、教養にもなりますが、
ワタクシ的には、「春の七草」のごとくに、5・7調のごろのよい、覚えやすいもののほうがありがたいです。で、見つけました。

   「ハギ、オバナ キキョウ、ナデシコ、オミナエシ クズ、フジバカマ 秋の七草」

いかがでしょう?

↓参考です
天文民俗学
天文解説

思うに、これだけのブログを書くのに、半日ばかり検索の嵐でした。
ということはよ?
本職の物書きさんは、一体、どれだけの下調べをしてるんでしょうね。
・・・頭が下がります。


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2 Comments

Comment

No title

>舗装屋さん
お天気いかがですか?
あまり無理をしてはいけません。若いからって侮っていると、大変なことになりますよぉ~。
もう、萩、咲いてましたか。

質問にお答えしましょう。
ススキですよ。ス・ス・キ!刈っても刈っても、にょきにょき生えて、冬になって枯れ果ててからも、頑として腐りもしない。
根っこは深くて、がっつり地を掴んで離さない。
茎は硬いし、うっかり、刈ったススキの上を踏むと、つるんとすべる!
許すまじ!ススキ!!
2005/09/05(Mon) 15:09:00 | URL | ひわ@草刈人 [ Edit]

No title

疲れた体に鞭を打ち、長野へ旅行しました。
そこで胃痛に襲われたり、げr(ry
さて、このエントリに紹介されている旅先で見た花は女郎花・ススキ・萩の3種類でした。
(萩は岐阜県の馬籠宿で)

最後に質問。もののあわれを感じない人がどうしてこんなエントリを?
2005/09/05(Mon) 10:21:00 | URL | 舗装屋さん@長野帰り [ Edit]
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