縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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うし。

姪っ子がいる。
上の子が、はなちゃん(仮)。小学校の4年生。下の子が、まなちゃん(仮)。小学校の2年生。
二人は姉妹。

「仲がいい」とはいえないけれど、はなちゃんは、よく、まなちゃんの面倒を見てくれる(・・・こともある)。

夏休みということもあり、現在、姪っ子姉妹だけ里帰り中だ。

はなちゃんは、活発で聡いけれども、少し突っ走り気味のところもある。
まなちゃんは、発達障害で、最近ようやく言葉が出てきた。

以前、「犬にぼこぼこにされた」経緯をアップしていましたが、その時犬を逃がした姪っ子が、この、まなちゃんだ。
(参考までに、追記として再掲)


さて。
再び、家人が出払ってしまい、家には私と姪っ子姉妹。
二人を家に置いておく冒険はとてもじゃないが出来ないので、
夕飯の後、二人を連れて犬の散歩へ。

坂がある。下ると、酪農家、通称、牛屋(うしや)に出る坂だ。
ひょいと、まなちゃんが私の前に出て、じっと、目を見た。
珍しい。
自閉症をはじめ、発達障害の子どもが、人の目を見ることは珍しいことだ。
まなちゃんの場合は、自分の欲求を伝えるときにするくらい。
彼女は、やおら、

   めし。と一言。

めし。・・・とな?めし。

「・・・は、食た」
すたすたと、先を急ぐ。日も暮れかけ、あたりはほんのり暗くなりつつある。
やがて再び、彼女が私の前に回りこみ、今度は、

   むし。と、一言。

むし?・・・虫?無視?
「むし?」と、一応確認。
「むし。」と繰り返すまなちゃん。
「めし?」と、聞いてみる。
「めし。」と繰り返すまなちゃん。

・・・こりゃ、埒が明かん。言ったとおりにしか返さんのだもの(オウム返しという現象)。
坂も中ほど。ふと。

「うし?」
「うし」
今度は、すたたたたたたた。。。。。。と駆け下りていこうとする。

   ビンゴ!

仕方がないので、はなちゃんに任せて、二人は牛見物。その間に私は犬の散歩。
ちょっと心配ではあったけれども、そろそろ、「お姉ちゃん」として責任を持たせてみてもいいかな。なんてね。

ぐるりと回って帰ってきてみると、二人仲良く、牛屋のおじさんの周りでちょろちょろしている。
犬を連れているので、牛舎の近くには寄れない。
牛を放す囲いの隣で、大声で呼ぶと、楽しそうに駆け寄ってくる。
はなちゃんいわく、
「これから餌をやる」そうだ。
「おー。見て来い。見て来い」
と、再び送り出して、その場で犬と待機。

・・・・・・。
熱い視線を感じて、何気に、囲いの中を見ると、6頭ばかりの牛の3頭が、がん首並べて、じーっ。っと見ている。

  はっはっは。君たち、犬が珍しいか?

どう見ても視線の先は私なのに。
手を振ってみた。スコップ持参なので、スコップごと手を振ってみた。

何だと思ったのか。
じわり。じわり。
とにじり寄ってくるではないか!?

   ひーっ!

柵がしてあってよかったよ。

日もすっかり落ち、明日の天気はどうやらよからぬらしいと判断したところで、家路についた。
残念ながら、餌をやるところは見れなかったようだ。

その代わり、翌朝、祖母と犬の散歩にいったついでに、搾りたて牛乳をいただいてきた。
濃厚牛乳を一度、煮沸し、コーヒー牛乳にしようとしていたら、
まなちゃんが台所へやってきて、放置してあったお塩を

ショッパイコーヒー牛乳なんて、誰が飲むんですか?まなちゃんよ。


姪っ子が5月の末にやってきた。
仕事が立て込んできて(自業自得)、切羽詰ってきて、
   ああ~。どうしよ。どうしよ。(・_・ ) )))(((( ・_・)オロオロ

というときに、やってきた。
さらに、間の悪いことに、この姪っ子、大の犬好き。
その上、犬を犬とも思わぬ所業。つまり、家に上げろと。

   何いってるだ!犬は外だ!!

と言う主張は、孫のかわいさには、速攻却下です。
だったら、足ぐらい洗え!・・・・・・それも却下(謎)

どういう仕事してんのか分かってんのか!?(怒)
犬毛が入ったらどうすんだよ!?(怒)
・・・・・・却下。

「孫」にはかなません。がっくり。


家人が出払った午後。事件はおきました。起きないはずがないんです。

きっと、犬と2人で(?)散歩に行きたかったんでしょうね。
様子を見に、階下へ行くと、玄関全開w
居間は無人。

慌てて外へ飛び出したときは、時、既に、遅しです。

どういうわけか、パンツいっちょで、オロオロとのり面の下を覗き込む姪っ子。
視線のはるか遠くには、赤い散歩紐を引きずった、確かに、うちの「愛犬(と書いて、バカ犬と読みます)」が。

のり面の際を走り、団地を突っ切り、藪を駆け抜け、その上、お墓に粗相をかますという荒業までやってのけてくれましたよ。我が「愛犬」は。

10年を軽く越える老犬のはずなのに、なんなんでしょうね。この元気の元は。
呼んだって、振り向くくらいで来ないし、
人の顔を確認しながら、全力疾走で逃げていくし。
ええ。ええ。分かってますよ。

   私、あの犬に、遊ばれてたんです(怒)

結局、お墓の斜面を涼しい顔で降りていくのを、先回りして、隣の町内へ。
怪しい吠え方のする犬の、視線の先に、
ちょろちょろと山からの水の流れる側溝を、びしゃびしゃと赤い散歩紐を引きずりながら、歩く、かわいい「愛犬」が。

絶対捕まえた!!

我ながら鬼気迫る思いで、側溝に下りて、がしっ!!と、紐を掴んだはずが、今一歩、力及ばずするりと逃げられ、先の駐車場に逃げ込まれ奥まで追い詰めて、ようやく、お縄となりました。

前日に、折角シャンプーしたのに、何もかもどこもかしこも、どろどろ(含、人間)。
前の日は、なだめつすかしつで、お風呂場に入っていただきましたが、その日ばかりは、がっつり抱えて、放り投げましたよ。
シャンプー嫌いの犬ですからね。
拷問に等しいですなw
耳の痛くなるような悲痛な叫びを無視して、黙って、黙々と、ただひたすら、ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・・・・・・・絶対、動物虐待に見えたと思う。

敵もさるもの。転んでもただでは起きませんな。
その日の夜。
いたるところに、「青タン」が・・・。


   犬め。ワタクシをぼこぼこにしてくれましたわw
メイちゃん

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3 Comments

Comment

No title

>舗装屋さん
字面を見てると、確かにかわええですのぉ。
書いたのは自分ですが、我ながらどこか間違ってる気がしてます。
余談ですが、ワタクシ、お乳は出ませ・・・お目汚し、失礼。

>けたろさん
おいしいですよ。搾りたて牛乳。煮沸消毒は必須ですが、濃厚な味わいです。しかし、早々に分離します。後は、ヨーグルトか生クリーム風で、これまた、んまいですw
しょっぱいコーヒー牛乳は、飲みました。
飲めない不味さではなかったですが、せっかくの・・・。いや。これ以上はいうまい。
2005/07/26(Tue) 17:38:00 | URL | ひわ@牛飼い [ Edit]

No title

うらやましいですね、搾りたての牛乳。
飲みたくないですね、しょっぱいコーヒー牛乳(^^;)
2005/07/25(Mon) 22:22:00 | URL | けたろ [ Edit]

No title

ぷぷ。かわいい姉妹だのう。

牛はなぜひわさんを狙ったの?仲間だと思っt(ry
2005/07/25(Mon) 09:53:00 | URL | 舗装屋 [ Edit]
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