縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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かっこ悪い。

 スーパーへ行きました。
 スーパーは、多種多様な人が、目的を同じくして集まるところです。

 つまりは、「買うぜ」

 さて。
 その若夫婦は、赤ちゃんをベビーカーに乗せ、のったらくったら狭い売り場をしゃべりながら歩いていました。その前には、老夫婦が大根を吟味中。ワタクシが欲しいのは、ちょうどその間の、北海道産人参、三本97円!!
 待っていても仕方が無いので、八百屋を一周してきました。
 
 老夫婦は、吟味も終わり、どうやら、大根は不要と判断したらく、次の目的地へ。
 ところが、老夫婦よりもはるかに動作の速い・・・・・・と思われる若夫婦は、ようやく人参の前。牛歩よりもなお遅い歩みで周りを睥睨しながら時々会話もしつつやってくるのです。
 若夫婦の正面から突っ込んだ形になったワタクシは、一瞬、右から回るか左から回るか考えて、結局大回りはやめ、一直線に人参へ突撃。
 すると、若旦那のほうの正面に突っ込む形になり、例の、自分が右を行けば相手も右、左に行けば相手も左。状態に。
 陳列棚ぎりぎりにカートを押し、ぎりぎりで若旦那の横をすり抜けた、その時。

   「頭おかしいんじゃね?」

 人参を吟味した後、肉売り場へ行く途中で振り返ると、奴らは、その売り場をようやく回ったところ。
 このやろ。と思った瞬間。目が合いました。
 一秒はほんの一瞬とはいいません。
 とあるオンラインゲームをしたかたにはお分かりになると思いますが、一秒は長いです。

 のっぽの、なんというか「薄い」人でした。
 薄い、というのは、髪の話ではありません。
 いえ。もしかしたら、髪も薄かったかもしれませんが、昔の少女漫画に出てくる、三白眼の眉毛てんてん、髪を金髪に染めたヤンキーのイメージです。全体的に、なんだか、「薄い」のです。
 人柄も、印象通りに薄い人でないといいのですが。
 この人は、自分の息子か娘か分かりませんが、乳母車できゃっきゃしているそのかわいい子に、「頭おかしいんじゃね?」って言われたら、どうするんでしょうねぇ。
 かっこ悪い人です。
 
 確かに、寝癖のはねた横髪をクリップで留めてましたし、窓全開の車中、髪がかなり乱れているのに気づかずに、相当おかしかったのは認めますが。


 そのスーパーは良く行くところです。
 今まで、同じ曜日、同じ時間帯に行っても、一度もその夫婦を見かけたことはありません。
 目の前に、仮設住宅が軒を並べています。
 あまり言いたくありませんが、そういうことがあると、「だから『仮設』は」と、仮設住宅にお住まいの人たちのせいにされます。たとえ、何の関係も無くても。です。
 その若夫婦は、もしかして、東京から遊びに来た人たちかもしれません。もしかしたら、そこにずっとお住まいの人たちだったのかもしれません。でも。それでも、不都合は、新参者のせいにされます。
 お互いに気をつけねば。と思った出来事でした。

 それにしても。
 私がせっかちすぎるのだと思いますが、どう見ても20代の若夫婦が、のったらくったらやってると、蹴飛ばしたくなります。

 スーパーに何しにきてんの? 
 買い物じゃないの? 
 しゃべりにきてんだったら、ベンチあるんだから、そっち行ってもらえる?
 眺めてるだけなら、商品から下がってもらえないかな?
 っどうみても、健康で体力も元気もありそうなんだから、きびきびしろよ。
 後の爺婆が支えてんだよ! 譲れよ!
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日記

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金通し

 ラメとは違います。
 金糸を織り込んだ生地で、生地も少し厚く重たく、重厚感にあふれた奥行きのある生地です。
 これが銀色ならば、銀通しといいます。
 じゃあ、例えば、これが銅であったら、銅通しというのか。というと、そんなものはありません。
 
 昔、どこかで言ってましたが、着物の世界でも、金と銀しか駄目なんです。銅では駄目なんです。
 でも、銀でもいいということは、一位でなくちゃ駄目ってことではないので、ましかもしれません。

 さて。
 この金通し。錆びます。手入れを間違うとものすごい錆がくるんです。
 呉服屋さんから持ち込まれたシミだらけの訪問着を見て、びっくり。
 
 何でこんなになったんですか!?

 と、聞いたところ、悉皆屋さんが言うには、錆びたのだそうです。

 で。これをどうしろと。

 恐る恐る聞いたら、案の定、「筋を隠して出来るだけきれいにしてください」。

 ・・・…だよね。


 よくよく見ると、二つも三つも筋があります。
 二回も三回も仕立て直したわけではないと思うのですが、どうも変だな。と思っていたら、畳んだときの折がそのまま錆びてシミになったようで。
 ってことは、どう考えても、全部の筋は隠れないわけです。
 だって、畳んだときの折ってことは、すでに見えているところに筋があり、これを隠すとなると、かなり狭く小さくなってしまうのです。

 しょうがない。

 そこはだしました。
 それと。
 鉛筆で書いたような黒い筋が残っていました。
 黒いんです。
 まさか、自分で仕立てたわけではないでしょうから、本職さんが縫ってると思うんです。
 でも、黒い。
 本職が鉛筆で筋を引くわけではあるまいし・・・・・・。

 そういえば。

 昔、悉皆屋さんが嘆いていました。

 和裁塾で、筋を引っ張るのに、石鹸を使っているところがある。
 石鹸のアルカリ成分は絹には悪影響で、その他もろもろの薬品と化学反応を起こして黒く残ることがある。
 だから、水で洗えない正絹には絶対使わないで欲しい。

 ・・・・・・黒く・・・・・・。
 まさか、ね。
着物

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和裁教室・企画中

 さっちゃんは、へにゃごんのかかだ。
 嫁いでいったので、「さっちゃん」から「へにゃかか」に変身しました。

 縫いの腕は、さっちゃんのほうが上なのですが、へらや裁ちはワタクシが一手に引き受けていましたので、ひわ担当。

 で。

 和裁教室のことで、さっちゃんに相談してみた。へにゃごんが寝ている隙に・・・・・・コソコソ...

 出来る人と出来ない人が混在する教室運営って、難しいよね。

 お金払ってきてくれるのにさ、その投資分回収できないと虚しいぢゃん。
 各人のパーソナリティもあるし、温度差があると、行き着く先も違うしねぇ・・・・・・。
 同じベクトルで、右向け右は、なかなか出来ないものです。

 まさか、私らみたいに、一ヶ月、ひたすら運針のみ!!
 とか、できないしねぇ・・・・・・。

 運針しながらひとつの作品を作り上げるのに浴衣はいい材料だけど、その浴衣を作る土壌が無いわけで、それを習いに来るといっても過言ではない・・・・・・よね?
 運針の練習をするために、浴衣を作るか、浴衣を作りたいが為に運針の練習を別にするか。

 だってさ。
 気に入った反物があって、これを、人に頼まずに自力でやってみようと思うその原動力って、着た時の満足感だと思うんだわ。
 運針の練習のために浴衣を作るとなると、浴衣の出来って、想像に難くないわけで、そうなると、その思いを裏切ることになりそうな、ならなそうな・・・・・・。

 そんな話もあったりなかったりの今日この頃。
「手縫いdeちくちく」

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ゆりかごから墓場まで!?

 あちこちの質問サイトを覗いていると、時々、人のお財布事情にまでくちばしを突っ込んでつつきまわし、あれは駄目、これは駄目とさえずる閑古鳥の仲間と思われる方がいらっしゃるのです。
 その方にかかれば、親族の結婚式では留袖以外は認めず、洋装なんて言下に却下。
 すると、ワタクシなんぞは、親族の結婚式には出られないわけです。
 
 そこらの貸衣装の留袖よりも、はるかに良い生地で仕立ての訪問着があるのに、訪問着であるが為に親族の結婚式は格不足。
 つまり、留袖なら、綿でもガーゼでも良さそうな勢いです。

 なんだかねぇ・・・・・・。

 と。思ったところで、ふと。

 そういえば、着物というのは、小紋でも振袖でも留袖でも色無地でも、同じ形な訳です。
 染め、織り、柄、色、袖の長さなどの違いで、ジーンズからアフタヌーンドレスまで仕立てるようなものです。

 そう考えると、和裁士って、すごいなぁ・・・・・・。と、自画自賛もしてみました。


 
仕事中

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和裁教室

 需要って、あるのかなぁ・・・・・・。

 と、検索してみるけれど、和裁教室の需要って、どうなんでしょう。
 うちは、宮城県でも南の田舎で、周囲は、昔は田んぼと山で、今頃の季節、空が真っ黒になるぐらいとんぼが飛んでいたところです。
 はっきりいって、不気味でした。
 これに真っ赤な夕日が重なると、妖怪変化も出てきそうです><

 今は、その里山も、海側のかさ上げの為に、二つほど消えました。
 昔、田んぼだった上には、住宅が立ち並び、蛍の側溝も、だんだんその気配を消しつつあります。

 調べてみると、市内で二件ほど和裁教室があるようです。近所のお茶の教室も看板だけが健在で、やっていないところがあるから、実が入ってるかどうかは疑問です。

 で。
 何で、和裁教室かというと、面倒なんです。
 袖丈の直しとか、裄の直しとか。
 自分で出来たら、頼まなくても良いじゃない?
 出来るようにしたら良いじゃない。
 その手伝いが出来るなら、やってみてもいいじゃない?
 でも、自ら和裁を習ってまで直しをしようなんて、そんな人、いるか?

 ・・・・・・さあ・・・・・・?

 特に、私のやり方は、東北では通用しないところがあるので心配です。
 出来上がりは、同じなんですけどね。

 そんなに仕事も無いから、時間もあることだし・・・・・・。
 どうなんだろ?
「手縫いdeちくちく」

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こないでくれ!

 自慢ですが、このブログは、一日、10アクセスあったら良いほうです。
 おー。10人も、暇つぶしに来てくださったのかー。
 と、嬉しくなります。

 が。
 
 その貴重な10人の足跡に、読んでない奴が紛れ込んでいます。
 クローラーという奴です。
 いわゆる、ロボットです。
 情報を収集して、ブログのランキングを決めたりする奴らです。

 こいつらが来ないと、検索しても表示されないとか、上位にヒットしないとかの問題が生じてきます。

 そのクローラー君が、一日、6ヒットとか、足跡を残してくださいます。
 10人中、6ヒット。
 六つの足跡は、影です。犬の足跡と一緒です。猫でもライオンでも良いです。
 純粋なお客様は、4名さま。

 有名になりたくて、ブログを続けているわけではありません。
 お仕事に反映・・・・・・したらラッキー。ぐらいの気持ちで、たまにお仕事の話もしますが、自分が標準でないのは、自分で分かってますから、あまり混乱させるような話なら、遠慮しとこうかなとも思います。

 だからさ。

 ひやかしは、こなくていいよ。
 火事場じゃあるまいし、きたって話しのネタにもならないよ!
 サクラは、散った散った!!
日記

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泥とか藍とか

 泥染めとか藍染とか、今は高級品の代名詞のようですが、昔は、一般人の普段着でした。
 一度、1000万もする泥染めの大島を触らせてもらったことがありますが、ビンテージのぼろぼろのジーンズに云百万かける人と同じことかなぁ・・・と、遠い目をしたのを思い出します。

 さて。
 泥染めも藍染も、色落ちするのが良い染なんだそうです。
 いい泥染めになると、縫っている手は真っ黒、周囲のものも真っ黒、当て布も真っ黒。
 何年たっても、何回洗っても、色落ちがするのは、上等です。

 という理由から、泥染めも藍染も、羽織には向かないと思うんです。
 羽織にすると、落ちた色が着物につく危険が「大」です。

 ・・・・・・怖くないですか?
雑談

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三兄弟

 団子ではなく、あられです。

 ・・・・・・いえ、違います。

 ボクシングですね。亀田三兄弟
 三兄弟で、王者獲得とか? 
 一番、自信の無かった坊ちゃんが、王者奪取したとか。

 「オヤジのおかげやな」

 と、言ったとか言わないとか。

 感謝の先は、そこか!?
 
 正直思った。
 産んで育ててくれたのは親だし、あらゆる面で世話になってるのも、親。
 だから、一番に感謝して当たり前。
 
 ・・・・・・そうなんだけど、世界王者になるのに、親の世話にばっかりなったわけではないと思うんだよね。
 自分とは関係ない人たちが純粋に応援してくれたり、裏方さんで他人さんががんばってくれたり、自分が存在するその土台には、考えられないほど沢山の汗とお金が流れているわけです。
 負けていったボクサーの分の汗も含んでね。

 親への感謝は、日ごろやっとけばいい話で、こんなときこそ、普段伝えられない人に、伝えられる感謝ってあるんじゃないの?

 だからといって、応援してくれた人たちのお陰ですって、上滑りした台詞を吐いてもらっても白々しいだけだけど。

 人気者は、勝っても負けても、何を言っても辛いやね。
日記

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幼獣帰還

 へにゃごんのととが言いました。

 実家に(・∀・)カエレ!!

 へにゃごんのかかが、へにゃごんをつれて、実家に帰ってきました。
 先週に引き続き、です。

 曰く、

「ととが、台所などの水周りを分解掃除してくれるそうだ。へにゃごんがいると気が散って作業できないから、おうち帰ってて?」

 へにゃごんのととは、へにゃごんが大好きで、へにゃごんに誘われると嫌とはいえないそうです。

 ・・・・・・・・・・・・あたしと一緒か!?

 

 ほんの一週間しかたってないのに、へにゃごんは、単語を補足してきました。
 ねんねで、「おっぱ、いー! おっぱ、いー!」

 へにゃちゃん、それは、もしかして、
「おっぱ(・∀・)イイ!!」って、ことですか?
メイちゃん

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