縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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開花宣言。

 庭の白梅が、少し照れながら咲き始めました。
 五輪は軽く超えたので、開花宣言です^^

 梅だけどね。

 福寿草もつぼみを一杯つけて、待っています。
 スミレは・・・・・・、最近、見ないなぁ・・・・・・。



 スミレといえば、犬の散歩コースに咲いていた、白いスミレ。
 大変残念なことに、その、里山が、今、崩されていきます。

 海側のかさ上げのために、うちから見える北側の山と南側の山が、ここ数日のうちでハゲ具合が加速しています。
 津波の被害にあわれた方には、言葉のかけようもありません。
 その為に、内陸部の山が削られるのは良く分かりますし、必要なのでしょう。
 でもね。
 そこに棲んでいた動植物はどうなるでしょう。
 人の利害と自然の理。

 難しいバランスです。

 それでも、落ちた種からは芽が出て、花は咲くんです。
 せめて、スミレの花を見るまで、その山はあって欲しい。

 ワラビは、諦めたけどね。
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寸法の謎@羽織

 羽織は、帯を結んだ上から、がばっと着るものだし、前は開いているから寸法なんか、気にしないでいいのよっ!



 ま。そうだ。
 大雑把に過ぎるけれど、それが羽織の真髄かもしれない。

 でもね。・・・・・・、でもさー・・・・・・。

 マチが何のためにあるのかというと、帯のふくらみ分である。
 前が開く分、マチがないと、帯に引っ張られて、羽織の前身ごろは後ろ向きに肌蹴てしまう。
 だから、マチが付いて、そこを吸収している。

 着慣れた人には、身幅の大きな羽織でも、帯をふっくら結んでごまかしましょう。とか、補正を多めにとって着膨れましょう。とか。巾が狭い目の羽織だから、ペタンコに結ぶようにしましょうとか、簡単に都合もつけられるけど、着慣れない人には、難しいと思うのです。

 身幅の大きな羽織は、明らかな借り物の様相でしっくりしないし、
 狭い羽織は、羽織紐が引っ張られてすそで肌蹴やすい。

 それは、それでいいのだろうか・・・・・・。
 いい。っていうんだから、いいんだろうけど。

 着物を着始めて日が浅かったり、なれないうちは、自分にあった羽織の身幅±5分程度にとどめていたほうがいいんじゃないかと、ひっそりと思った。

 ちなみに、羽織の寸法は、着物に対して、


 お袖丈-5分
 袖付け+2分
 袖口同寸
 袖巾+1分

 肩幅同寸
 後巾同寸
 前巾-2寸
 マチ巾5分(身八つ)1寸5分(裾)
 
 身八つ2寸5分
 繰越+2分
 衿肩明き+2分


 
寸法

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ビーズ半衿・途中経過

 写真はないけれど、途中経過。
 別に、根を詰めたわけではないが、時々、編んだ部分を角煮・・・・・・じゃなくて、確認。
 
 おー! なんか、きれいに斜め柄が出てるぞぅ。きらきらしたビーズ細工のようで、きれいだ!

 で、裏を返して、ん? あれ? 
 ・・・・・・はじめて編むから分からないけれど、こんなものなの?
 なんか、すごい、みっしり編めてるんですけど・・・・・。

 モノのサイトには、「レース糸 #40 ×2、糸通しビーズ(小)×8かせ」とあった。
 これが、どの程度のサイズに出来上がるのかは書いていなかったけれど、少なくとも、襟周り2寸5分、おくみ下がり4寸+2寸ぐらいないと、間に合わないと思うの。と、いうことは、上前、下前あって、天で折り返しだからその倍。
 つまり、最低1尺7寸ないと、半衿として用を足さないわけで。


 糸通しビーズ TOHO(小)4かせ
 レース糸 #40 ダイソー 1玉弱。

 これで、巾2寸7分。バイアスに編んでるので、6寸8分と3寸8分。
 純粋に倍にして、1尺6分。これが上前分。下前分も必要だから、その倍。

 ということは、ビーズが、後、12かせ必要で、レース糸も、後、3玉は必要なんじゃないのー!?
 全然、足らないじゃないノーっ!!



 原因は分かっているの。

 モノのサイトには、レース針2号、と書いてあったのに、なかったから6号針でやったからだと思うの。
 だから、あんなにみっしり編めてしまったわけなのねorz...
 とりあえず、編みきってしまうよ。

 でも、ビーズが足りないね。
 また、半額フェアーを待とう。

 それまで、今度は、バイアスに編みながら、斜めではない縦じまにビーズが出るようにしてみようと思うの。
[小物]ビーズ半衿

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腹が減った。

田舎にいて、確実に、胃が大きくなった。
おなかがすいたよー。
日記

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龍馬ハネムーンウォークin霧島

 母の知り合いに連れられて、行って着ました、ウォーキングイベントin霧島。
 坂本龍馬が、おりょうさんといった初めての新婚旅行。に、ちなんだネーミング。
 その名も、龍馬ハネムーンウォークin霧島

 「ひわちゃん、23㌔って、歩ける?」
 
 と、いきなりなお話から始まって、どうかなー、エヘへー・・・・・・と笑いつつ、内心、いけるわけ、ねだろ。
 どうやら、心の声が聞こえたらしく、10キロなら大丈夫よね? と、10キロコースに決定。

 いや、あのね。
 平坦な10キロと、山道10キロって、そもそもが間違ってるから。

 とりあえず、高原のさわやかな空気と5分咲きの桜をもってしても、緊張はとけなかったよ。
 途中、足痛めたり、腰が立たなくなったりして迷惑はかけたくないから、入念にストレッチ。
 みやまコンセールの野外ステージの客席は芝生で、ありえないほど急勾配。

 をい。
 こんなところで、ラジオ体操させんなよ><

 どきどきしながら、ゲートをくぐってスタート。

 そもそもが暑がりなので、桜も開花する陽気に、ウィンドブレーカーを脱いで、長袖のシャツを捲り上げてショルダーを斜めがけにしてえっちらおっちら。

 「ここら辺からきつくなるのよ~」
 「のぼりは最初だけよ~」
 「このぐらいはまだ序の口よ~」
 「きついのはこの辺までよ~」
 「もうちょっといくと、チェックポイントよ~」


 ・・・・・・で? っていう。
 どこから楽になるんで?
 てか、坂って言うのは、のぼりよりも、下りがきつかったりするんですが・・・・・・。その辺は、計算のうちですよね? もちろん。

 山のウォーキングなんて、そんなものよね。
 大曲の花火大会のように、最初から最後まで、クライマックスです。

 途中、何箇所かで、おそばを頂いたり、おぜんざいを頂いたり、「げたんは」食ったり、お茶もらったりで、おもてなしも頂きました。おぜんざいは、家で作るより甘い目でしたが、疲れてる時はこれぐらいノがいいなぁ・・・・・・と、堪能。あっちっちのお茶は、霧島茶。
 「げたんは」っていうのは、鹿児島の蒸し菓子のようなもので、普通の蒸しパンよりねっとり感がある黒糖味。

 霧島といえば温泉。温泉街の女将さん主催のがらがらポン! が、コース途中にあって、何してるんだか分からないけど、行列を見れば並ぶのが真の日本人だよね。と。
 てっきり、チェックポイントのはんこがもらえるのかと思ったら、まじ、がらがらぽん! のみ。
 しかも、一台でやってるから、時間かかるのなんのって。

 こっちは、歩きつかれて、もういいよー。早く帰ろうよー>< 

 という、絶妙の疲れタイミングで、何の罠だよ。
 きっと、高級霧島ぎうが当たるんだよ! などという希望を胸に、30分ほど待って、がらがら~ぽんっ!!

 神様は、見ていてくださったらしい・・・・・・。
 ご褒美に、温泉入浴無料券を頂きました。
 しかし、はずれって、ティッシュもくれないってどうよ。

 
 霧島は一日、よいお天気で、温泉も絶好調に湧き出て、桜も岩躑躅もよい具合に咲いていました。
 龍馬もおりょうさんも、きっと、疲れが取れたことでしょう。

 折角の無料券を無駄にしてはいけないと、二人分+ウォーキング参加者特典割引入浴券の激安で、とあるホテルの温泉に、ごー!
 いいお湯でした。
 湯の花が、湯船に泳ぐのははじめてみました。
 遠くに、もくもくする桜島を望み、いい天気だなぁ・・・・・・。しみじみ。
 湯が染み入るようで、

 「疲れが取れたみたいだね~^^」

 見ると、効能のところに「疲労回復」。
 温泉って、効くんだね!!


 さて。
 その日のお宿に到着。
 「ホテル」という名の、民宿のようなお宿。
 夕飯まで、だらだら。
 旅慣れない身としては、身の置き所もなく、こういう時は、何をするものなんだろう・・・と見ていたら、浴衣に着替える!

 え? 風呂、入ってませんが?
 飯、食ってませんが?

 「いいのよ~。ゆっくりしてて~。先、浴衣、着替えちゃおう!」

 そ、そ、そういうもんですか? いや、そういうもんなんですね?

 右へ倣えで、浴衣に着替え。ホテルの人が、説明して言ってくれた浴衣
 「小が二つ、大が一つご用意しました。大きいのは、おねえさんが着てくださいね」
 ・・・・・・。
 なんだよ。民宿の浴衣サイズは、S M Lじゃなくて、小 中 大 かよ。
 てか、「大」は、あたしか。
 はいはい。分かってますよ。あたしでしょ。


 さて。
 旅はするけれど、観光のための旅は修学旅行ぐらいしかしたためしがない。その少ない経験に照らし合わせても、ご飯は、ごく普通のよくある民宿のご飯という感じ。
 ただ一つ! さすが鹿児島。
 霧島の山の中でも、きびなごのお刺身が出る! そして、うまい!

 「酢味噌で食べてくださいね」

 という、ありがたいお勧めに、何故かおしょうゆをつけて食べて、後から、違った>< と気付く。

 霧島の山の中でもでてくるお刺身の盛り合わせの中の、ホタテ。
 両方を昆布でサンドしてあって、まず、これは、外して食うものだろうと、箸の先でつんつん!
 外れない。外れないどころか、ものすごい勢いで粘着してるんですが。
 その有様に、

 これは、このまま食うものだ。

 ぱくっと、食って、大後悔時代。昆布、かたっ! ホタテは昆布でしまって旨いが、その昆布が、かたっ!
 これは、食うものではないと判断。が。しかし。
 一度口に入れたものを、ねろっと出すのは、美しくないっ!
 食いました。
 意地でも、食いました。
 はっきり言って、うまかったです。でも、硬かった>< 歯が曲がるかと思った><

 ホタテは嫌いだという同行者のを頂いて、その昆布はきれいにはがして、自分の皿に残しました。
 分からずに食ったと思われたのは、きっと、同行者のほうに違いない・・・・・・ふっふっふ。

 さすがに、霧島の温泉は、・・・・・・霧島に限らず、温泉というのは、どこも同じなのかもしれませんが、なんと言うか、疲れが取れます。硫黄のにおいも控えめに、いいなぁ・・・・・・、温まるなぁ・・・・・・。

 お布団を敷いてもらって、寝ます。
 夜も更けた、21:30。
 早すぎんだろ。と、いう突っ込みは、なしで。

 概観や大浴場は、妙に古びた佇まいだったのに、布団は綿ではなく羽毛。
 軽いっ! 暑いっ! 寝にくいっ!
 あたしゃ、いまだに、綿派だ! 
 寝るのは早かったけれど、妙に寝付けなくて、午前4:00.
 
 一番端の同行者がトイレに行く気配。
 ・・・・・・、真ん中の同行者が、トイレに行く気配・・・・・・。
 ここで、あたしがいくと、我慢してたのかなって思われちゃうかなっ。
 ごまかすこと30分。

 げんかーいっ!

 トイレに行って、帰ってきました。
 
 手前の布団は、微妙に上下の四角がずれています。
 真ん中の布団は、少し曲がっています。
 あたしの布団は・・・・・・、きゃー>< なにこれー>< なんで、あたしが一番寝相が悪いのー><

 あえて、言い訳をさせてもらいますと、暑かったんです。軽かったんです。へんに体にまつわりつくんです。羽毛は、肌触りが気味悪いんです。
 もう、やだよー(涙
 ガーゼの抱布がかかった毛布がいいよー。


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 なんというか、新鮮なウォーキング・温泉体験でした。
 指宿のおねえさん、ありがとうございました。

 また、いくねー。
日記

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ただいまー!

 3月6日から、母方の実家に行ってきました。
 3年前の3月10日。母方の祖母が亡くなりました。享年、101歳。震災の前日です。

 震災の日。
 去年も今年も、遠い九州の地で、黙祷を・・・・・・、と、思っていたら、去年は、怒涛の法事でいつの間にか帰宅していました。
 時間というのは、無常に過ぎるものです。

 法事というのは、亡き人を供養すると同時に、その人に繋がる縁を確かめ合うものなのだと実感しつつ、リアルの面白さをしみじみ感じ入って帰ってきました。
 そういう意味で、その日、その人は、その日だけ、亡き人ではなく、そこに生きているのです。

 生きているということは罪深いことでありながら、それがそのまま可笑しなことでもあり、他人から見たら、あきれ果てるようなことでもあったり。
 とにかく。
 親鸞聖人も仰っている通り、迷い、惑い、間違う人ほど、救われるのかもしれません。

 南無ぅ(合掌
日記

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血筋かねぇ・・・。

 3月10日、祖母の法事がありまして、飛行機で一っ飛び。
 母は当日シルバー割で、ワタクシはスーパー先得で。

 屋久島へ行くには、二つの乗継がありまして、

 仙台→伊丹→屋久島
 仙台→福岡→屋久島

 伊丹経由のほうが、若干お高い。ので、福岡経由のほうからお席は埋まっていくのです。

 で。
 残念なことに、ワタクシが福岡経由で2ヶ月前に取ったチケットで、母が当日シルバー割で同じ福岡経由で。と画策していましたが、そんなわけで、福岡経由が満席に。
 泣く泣く、伊丹経由で、現地(屋久島空港)集合。

 そんな母(古希もじきに・・・・・・)が、ワタクシ四十路を心配して曰く、

「一度、違うゲートで居眠りしてて、呼び出しを食らったことがある。くれぐれも気をつけろ」

 ( ゚o゚)ハッ!? その話は聞いたことがある。

 ぴちぴちの20代の頃。
 今はヒトヅマのさっちゃんと京都からの帰省したときのことだ。
 前日は、徹夜明けで仕事をこなし、睡眠不足だった。
 伊丹空港で、ここだと信じて疑わなかったゲートのまん前でどっかりと座ってグーグー二人で寝ていた。
 ゲートが間違ってなければ、搭乗のときの人の行き来で目が覚めるはずだから。と。
 遠くのほうで放送が・・・・・・。

『仙台行きをご利用のお客様にご案内申し上げます。あと、5分だ! 5分で時間だ! 早く来い! そこの5人!!』

 ・・・・・・?
 チケットとゲートを確認。
 ・・・・・・・・・?
 ん? あれ?

「さっちゃん、起きてーっ! ゲートが間違ってるわーっ!!! 急いでっ! あと、5フンだってっ!!!」


 そんなことを、このハハもやっていたのだねぇ。
 親子だねぇ。
 経験値は、わたしらのほうが先に取得でしたけどね。
 
日記

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筋消し!

 筋、見えてるから、できるだけ隠してね♪

 と、言われたので、久しぶりに、本気で筋消ししました。
 腕、筋肉痛です><
仕事中

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春一番!

 昨日とおとといと、ものすごい風が吹きました。
 寝ている間に屋根のソーラーが吹っ飛ぶかと思って心配しました。

 気が付くと、鉄筋コンクリート造りの我が家が、揺れているのです!! 
 ・・・・・・地震かと思ったよ。

 「春一番」とは、春が来たよ~♪ と、お知らせするものではなく、春先に、生死にかかわる影響が出るかもしれないぐらいの強風が吹くのを、注意喚起するものだそうです。

 春一番に乗って、いろいろなものがやってくるそうですよ。
 つぼみを膨らますものであったり、新緑の芽吹き、新しい門出や人生の節目のようなものです。
 ただし、南からやってくるものは、よいものばかりとは限らないようです。
 だから、お節句で厄払いをするのだそうです。
 桃の節句は、女の子のお祭りですが、本来は、厄払いの行事なのです。

 今年は、復興3年目になります。
 どうか、よいものだけを選び取れる良心を。と、願わずには、いられません。 記事の続き
日記

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レザークラフト

 東急ハンズ提供のレザークラフトの頒布会のチラシが入っていた。 
 興味がある。
 気になる。
 ちょっとやってみたい。
 ちょっと? すごく、やってみたい。やりたいー!!


 でも、我慢した。


 月々、3000円(道具込み)。
 それが12回。3万6千円。簡単なコインケースから、最終、立派なトートバッグまで出来上がるんだけれど、考えてみれば、一個3000円で不細工な出来の皮細工を購入するようなもの。
 12回が終わって、そのあと、自分で作るだろうか。
 やってみなければわからないが、まず、レザーの仕入先が分からない。
 ネットショップが主になるだろうけれど、継続的にするかどうかも分からないのに、先行投資が3万6千円はちょっとお高いと思った。

 今は、ビーズの半衿とハコセコ作りが楽しい。
 
日記

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お単衣の着物と浴衣

 浴衣とは、木綿のお単衣仕立ての着物である。
 お単仕立ての着物は、絹もあれば、麻、木綿もある。

 ・・・・・・お単衣の木綿の着物が、浴衣って事?
 じゃあ、浴衣とお単衣の着物って一緒のこと?

 違います。

 木綿のお単衣の着物と浴衣。
 ほぼ同じではあるけれど、その縫い方や着ていくTPOが微妙に違うのです。

 木綿の着物は、浴衣になりますが、浴衣は木綿の着物にはなりにくいです。
 浴衣らしい柄で、普段着のように半巾帯をしめてお襦袢を着ても、木綿の着物を着ているようには、見え難いものがありますが、木綿の着物をお襦袢を抜いて着ると、なんか、高級っぽい浴衣を着てるな。と、思ったりします。

 ワタクシは、仕立て屋さんなので、仕立ての方面から攻めて行くと、

 浴衣は、衿が三つ衿に仕立てます。掛衿を主衿にくっつけて、身頃、掛衿、主衿3枚一緒に縫います。
 お単衣の着物は、掛衿は別に、主衿にくけつけます。
 お単衣は掛衿だけ外して洗えますが、浴衣は主衿ごと外すか、浴衣丸ごと洗うしかありません。

 浴衣の袖口は、三つ折ですが、お単衣の着物は四つ折です。

 背縫いが、浴衣は二度縫いです。お単衣の着物は、背伏せがつきます。

 
 以上です。

 ・・・・・・以上なんです。

 ちなみに、これは、当方のやり方であって、世間の和裁士さんは、違うというかもしれません。

 脇の縫込みを、浴衣は二枚重ねて前身ごろに倒し(方ごかし)、単衣の着物は開いて前身頃と後身頃にくけつける。おくみは縫い目を隠すように縫う。

 と、おっしゃる方もいらっしゃいますが、それでもよいのです。間違いではありません。その縫い方を浴衣でしたからといって間違いでもないのです。
 つまりは、浴衣も単衣の着物なのです。そこに、どんな違いがあるかと問われれば、浴衣らしい柄とか、浴衣らしい色とか、浴衣らしい着方とか、「らしさ」からくる、雰囲気というものなのだろうと思うのですが、どうでしょう。

 ワタクシのお師匠さんは京都で、呉服屋のご隠居は宮城県ですが、双方、同意見で、

   お単衣で、くけ目がずらずら見えていたらめくさい。
   縫い目隠しにして、裏は縫い目が見えないできれいかもしれないが、
   表にずらずらくけ目が見えてたら意味ないぢゃーん。

 ワタクシも、そう思います。
 そんなわけで、お単衣の着物でも浴衣でも、脇の始末は方ごかし。おくみの始末はそのまま縫い目を見せています。
 そこは好き好きなので、おくみを縫い目隠しにして、脇は開いて始末するのを好まれる方もいらっしゃいます。
 それはそれです。畳み方に少しコツがいるのとヘンなあたりが出やすいことを了解してもらえるとさらによいかと思います。
仕事中

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