縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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卒業袴

姪っ子が、高校に入学した。
震災直後のこと。
音信不通だった姪っ子から突然の電話。

「高校に受かったよー!」

よっぽど嬉しかったようだ。

通常から一ヶ月遅れで入学式があり、今は、とても充実した日々を送っているらしい。
中学から、茶道部に入り、少なからず、日本文化に興味があるらしいのは喜ばしいこと。
高校に入ったら、何するんだろうと思っていたら、なんと、「弓道部」。

おおおお親のお財布事情に気を使わないのは、良いことだよ。
今のうち、何かに気を使わないで、したいことをしておけばよい。
そのうち、いやでも、いろんな事情を鑑みて、あれこれ気を回さなきゃならないことがてんこ盛りになるんだから。


そこで、お祝いに「袴」を贈ろうと思った。

「女袴」なら問題ないが、「弓道」に使う袴とはどんなものか。
まず、検索。
そもそも、剣道袴なら、教科書にも載っているが、「弓道」・・・とな。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・、

・・・・・・・・・・・・・ ・ ・、?

結局、女袴で、馬乗りにすればいい? のかな?
相引きとか、紐下の寸法に変更はないだろうか・・・?

   ふむふむ。

足を開いたときに、袴のすそが床に擦るぐらいが、ちょうどいいらしい。
紐の長さとか、どうなんだろう?
普通の袴みたいに、飾り結びにすることもないから、短くていいんだろうか。
さらに検索・・・。

   ふむふ・・・・・・む?

なんか、見慣れない言葉が。

   「卒業袴」とな?
   なに? これ?

卒業式に着る袴なんだろうけど、なんか、今までと何かが違う・・・? らしい?
もっと検索・・・。

・・・? どんなに調べても、違いがわからん。
あえて言うなら、笹ひだが、直線なところか?
卒業袴とは、笹ひだを直線に縫うのかな?
それとも、紐を飾り結びにするから、長くするとか?

・・・・・・。
わからん。

ざっと検索してみた結果、わかったのは、

   「卒業袴」とは、卒業式に着る袴で、仕立ての面から見ていわゆる普通の「袴」である。
   あえて、違いを特筆するならば、
   生地が、ウールである。
   染めに柄が入っていたり、ぼかしになっていたりするものである。

   つまりは、普通の「袴」を華やかにしたウールの袴。


これを、わざわざ、「卒業袴」と名を変えて売り出す必要性が見えない。
つか、卒業式に着るなら、格式を備えて、正絹をお勧めするのが良いのではないかな?
お値段は確かに張るが・・・。

そんなわけで、「弓道袴」を検索するついでに、
思いっきり横道にそれて、また、腕組みをして考え込む日が続いたとさ。

めでたし。めでたし。

さて。
弓道袴のことは、姪っ子に直接聞こう。
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仕事中

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