縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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お悔やみ

お友達のお父様がお亡くなりになりました。
今年の春に入院して半年。

命って本当に儚いものです。

彼女とのお付き合い自体は20年近くになりますが、
お会いしたのは数えるほどで、
なんとなく疎遠になったり、いつの間にかメール交換が復活していたりで、
切れそうで切れないしぶとい仲なのです。

具体的に相談事をしたりとか、励ましあったりとか、そんな気遣いをするような間柄ではなくて、
思い出しては安否を確認したり、
落ち込んでは一方的に愚痴ったり、
見る人から見たら、それって友達って言う? という不思議な間柄です。
そして、彼女の一挙手一投足が、ささやかな勇気を奮い立たせてくれる人なのです。

こういうときに、なんていってあげたらいいのか、わかりません。
社会経験の少なさが辛いです。
とはいえ、そうそう、お悔やみごとばかりに遭遇するのもどうかとは思うのですが、多少は経験がないと、伝えたいことが伝えられないと思うのです。

あれこれ悩んでいるうちに、いつものパターンで、時期を逃してしまうのです。

さて。
もう少しだけ悩んでからメールします。
元気になってるかな?
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日記

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マニアック

一年生のお買い物で、一番、緊張したのが、紙やすり購入。
いつものスーパーの裏手にある、小さなプラモデル屋さんが、その購入先。

紙やすりを何に使うかというと、お鏝(こて)のお手入れ。
週に2回、紙やすりで軽くこすってきゅきゅっと磨きたおすのです。

あまり荒い目を使うと傷がつき、
そこから錆びてくるので、998番~1000番あたり。

で。

この辺の番手を使うのは、どうやら、かなりマニアックらしく、少々のお店では置いていないのです。
だから。プラモデル屋さん。

そのプラモデル屋さんの店先には、何分の一かのリアルガンダムが置いてあり、噂によると、そこのおじさんの手作りらしい。
手作りというのは、パーツの一つから作るほどの通なのだそうです。
その噂のガンダムは、身長(?)が120センチほどもあったかと思います。



そのおじさんは、無口で無愛想で、ちょっと怖いと噂(うちの縫製所限定)で、店先のガンプラに惹かれながらも、恐る恐るお店に入る。

・・・・・・。だれもいない。チャンスっ!

外からチェックしておいた紙やすりコーナーで物色。
よく考えたら、誰もいないと、それはそれで困るんですけど、噂に左右される、ひわさん@B型には見えない。
1000番はちょっと細かすぎるとのお姉さんたちの意見に、990番辺りを探すのだけど、見当たらない。

「紙やすりをお探しですか~?」

ひいいいぃぃっ!
怖いと噂のおっちゃん登場。しかも、いつの間にか・・・・・・。
見ると、普通のおじさんです。

「随分細かいの探してますね。何に使うんですか?」

しかも、にこやかです。
事情を説明すると、瞬時に納得。このおじさんは「鏝」を知っていた模様。
やっぱり、1000番が一番いいらしい。
大事なものに傷を付けず、汚れだけを落とすことができるのだそうです。

ほほー。と、しばし感心。

「あんまり、汚れがひどいときは、950番辺りで磨いてから1000番で仕上げするといいですよ」

800番台になると今度は荒すぎて磨くというより、傷つけてしまうそうです。
流石、ただのマニアではないのですね。

お会計をして、「ありがとー」とお店を出ると、

「またきてくださいね^^」

そう。最後の顔文字付で。

   もちろん、また行きますともさ。

心の中で、大きく頷いたことは間違いが無い。


あとで、お姉さんたちに聞くと、
プラモデル屋はほとんど女の子が行かないお店であり、愛想はいいらしいのだ。
ただ、対極の感想もあり、その時々で、機嫌がよかったり悪かったりしただけなのかなー。と。



数年後。
ワタクシが卒業を迎える前に、そのプラモデル屋は、無くなってしまいました。

あの、何分の一かのリアルガンダムの行方と、その後のおじさんが、少し気になるところです。
弟子の頃

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webリング

以前、手縫いdeちくちくもお世話になっていた、webリング「きものの輪」。
管理しきれなくなったとして閉鎖になりましたが、
再び、管理者を変えて復活しました。
けれども、「きものの輪」はまだありません。

誰か作ってくれないかな。
雑記

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また、間違えたっ!

今度は道中着です。

道中着に仕立て直しって、どうしても裏衿分を忘れてしまう。
余裕じゃん!
って、前落しで袖口をとらないで、掛け衿でとってしまった。

さあ。
じゃあ、衿でも付けようかと思ったら、

   何故、半幅?

それはね。
衽で衿を取ってるからよ。


道中着の衿は巾3寸上がり。裏表で6寸。付けとくけの縫込み最低3分×2。
計6寸6分何がどうしたって必要なのに。

一瞬、血の気が引きましたよ。
久しぶりの緊張感でしたよ。
残布をありったけかき集めて、継ぎ接ぎ。

頭の中は、「つぎはぎブギウギ」@ウルフルズのエンドレス。

ぎりぎり、足りました。というか、誑しました。・・・・・・いや、足らしました。


なんか、最近、抜けているワタクシです。
羽織・コート

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間違えたっ!

ものの見事に間違えました。

モノは、千代田。しかも、仕立て直し。
たて縫いも終わり、ポッケもついた状態で、

   さて。衿でも付けるか。

と、合わせてみると、どうも、つかないことが判明。
仕立て直しなのだから、つかないとおかしいのです。
だって、この裁ちとヘラでついていたのを解いたのだから。

   何が? どう違うの??



あれこれとひっくり返してみると、小衿裏が立て衿裏を引っ張りあげる仕立て方で、
小衿先の縫込みが一つも出てこないっ!

たて衿付けが浅すぎて、縫込みがなくなっていたのです。



しばし、呆然。

   もう、ミシン掛けちゃったよ。
   ポケットもついちゃったよ。
   どうするよ。これ。

どうもこうもありません。
しぶしぶ、たて衿をほついて、縫い直しです。

ちぇ。

縫い直しかよ。 記事の続き
羽織・コート

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愚痴っぽくなりました。

この歳になってくると、いろいろあるもんです。

目は弱くなってくるし、耳は遠くなるし、検診には引っかかるし。私じゃないですけど。
関節は痛いし、肩は凝るし、物価は上がるし。私のことじゃないですけど。

自分に関係ないところで、なんだかあたふたしています。

そのくせ、仕事はないし。
してる暇もなくなってくるし。

いや。
それもこれも、気持ちの問題よ。
そうね。気持ちの問題よね。

と、何度目かのサイトのリニューアルを決意。

きっとね、山積みの仕事を目の前にすると、家事育児に翻弄されている場合じゃないわと、思えるはず。


・・・・・・育児は関係ないか。


あああ。
そういえば、比翼の取替えのお仕事の話が来てました。
そういえば、仕立て直しのお話もきてました。

それもこれも、「お話」だけです。

麻生さんもお金をくれるといってましたけど、なんか、ややこしくなってますね。
あんまり期待しないでおきます。
日記

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