縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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すずめのお宿。

先日の強風で、網戸がすっ飛んでいきました。
直してません。
良い気候だったので、窓、開けっ放し。
カーテンがそよそよと、外向きになびいています。

と。

   ちゅん(怒)ちゅん(怒)

と、さも、けんかを売りにきました口調のすずめの声と、

   ばたばたばたばたっ!!!

という羽ばたき。が、室内で??

   なんだ、なんだ、なんだ???

ごっつんごっつん音のする出窓のほうを見ると、中くらいのすずめが迷い込んできていました。
ガラス窓の向こう側に行きたいらしく、一所懸命ばたばたするのですが、いかんせん、硝子のこと。

   向こう側にはいけないのよ。うふふ。
   君には見えないだろうけど、そこには、透明な壁があってね(ΦωΦ)

カーテンをばさっと避けたら、すずめちゃんの円らな瞳と目が合いました。
気のせいかな?

   ひーっ!
   食べられるぅ!!!


と、潤んでいるように見えたのは……(遠い目)。

必死に窓ガラスにへばりつくすずめをむんずと掴むと、手の中にすっぽり入りました。
ちっちゃい。
そして、とっても温かい。
ちょっと急ぎの仕事を持っていたので、遊んでいる暇なんかなかったのが残念。
そのまま、ぽいっと、窓の外に投げてやると、

   ちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ!!!

と叫びながら、一目散に逃げ去りました。



・・・・・・食べないって。



名残を惜しみながら、鳥インフルエンザが恐かったので、キレイキレイで綺麗に手を洗いました。



ああ。それから、お礼はいいからね。
でも、どうせくれるなら、大きなつづらじゃなくて、宝くじの当たり券とか、万馬券とか。
そんなんがいいなー。

↑おばあさんより強欲かも。
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日記


web拍手?

新しい機能がついたらしい。
その名も、

   web拍手



コメントが非表示でも入れられるらしいけれど、
これは、管理人にすら、非表示な模様。

読みたいんですけど。
どうすれば?


追記:

しかも、upしたての記事なのに、すでに拍手1がついてます。どの記事にも「1」がついています。
これは、初期仕様が「1」なの?
「0」じゃなくて?


さらに追記:

わかったなり。
各記事についた拍手ではなく、ブログに一つ、拍手をいただいているらしい。
だから、拍手の数はその記事が面白い! という基準ではなく、その記事が書いてある「ブログ」が面白い!ということ。らしい。
しかも、拍手ページへいくには、自分がログインした状態で拍手しなければいけないようだ。

なにさ。自画自賛でもしろってか?

そんなわけで、今現在、「3」の拍手がついていますが、
Fc2さんの思惑通り、自画自賛の嵐です。
つまり、自分でためしにつけたものですので、すごくもなんとも無いです。

なるほどねー。



・・・・・・そこはかとなく、意味なんかなさそうだね。


もう一つ追記:

今見たら、「総拍手数」と「各記事の拍手数」の二つが表示されてました。
・・・・・・???

ま、いっか。
雑記


裾綿>>踊り用の身丈直し(単位は鯨尺)

20センチばかり裾を切って。

といわれました。


裾綿は、職検(職業和裁検定)1級の実技試験でした。
試験は、左右のつま先とその間4寸、合わせて1尺2寸ほどの出来上がりでした。
綿を寄るところからはじめました。

今回は、すでに入っている綿を使用。
なので、綿をよる手間はカット。

出だしはこんな感じ。
ふき巾は5分上り。
直す前


表は2分5厘カットするので、その分、長く取ります。
表の褄先

褄先から、ふき巾の倍戻って、その3分の2から褄先に向かってカーブを描きます。
……と書くと分かり辛いですが、要は、褄先から7、8分ほどのところから褄先に向かって落差が2分5厘のカーブを描きます。

   ここで、型紙を使用します。がっ!
   お師匠さんは、このぐらいフリーハンドだ!!と豪語。
   で、できるのか!?

裏は出来上がりの倍、今回は5分のふきだったので、1寸、表より長くとります。
裏のカーブ(1寸)

↑自家製の1寸丸です。
1寸の丸みでカーブを描き、その糸一本上を真綿で、表と同寸に縫い縮める。
と、ありますが、真綿なんかでは出来ません。
ごめんなさい。
とじ糸でさせてください。
裏の始末

縫い詰めたら、それをしわがなくなるように鏝を当てます。
布の角っちょをピンと引っ張って思いっきり伸ばすように鏝を当てます。
ここで、変にしわを寄せてしまうと出来上がりがシワシワになります。
ちなみに、かなり縫い詰めないと、表と同寸にはなりません。

   気合い。

入れましょう。

褄先の裾合わせ

表と裏を縫い合わせます。

   右上のど派手なピンクは、職検の練習で作った裾綿入り見本です。
   親指は、ワタクシの黄金の左手です。
   ピンボケなのは、写真が下手くそなだけ。

このあとのお写真はありません。

褄先以外は普通に裾合わせ。
表のカーブにのみ、1分巾で切っ込みを入れて、
先に、褄先のカーブの手前まで、普通にしつけを入れて鏝かけ。
褄先に引き糸をつけて引っ張りながら、褄先のカーブに同色縫い糸で隠しぐしを入れます。
表のキセ山から5分のところにとじ糸で糸印。これが裾の出来上がり。
その糸印に合わせて、綿を置き、普通に横綴じ。
たて褄をくけて出来上がり。

下前褄先

上前褄先


なんか、むずかしー。
でも、がんばりましたよ。
仕事中


最高の楽器

世に幾多の楽器があれど、人の声ほど素晴らしいものは無いのだそうです。
へー。

春もたけなわ。
ワラビの生える周辺では、土管から、

   ケロロ、ケロロ

と響き渡る蛙の声。

   ホーホケキョ。
   テッペンカケタカ。

それから、それから……。
頭上で、燕尾服が

ピチュピチュ、とも、チュチュチュ、とも、いえない、
敢えて言えば、

   ウニュムニュキュチュ……○×▽♪◆$!¨★и☆!!

   「ハングリー!?」@日進カップヌードル

隣を歩いていたさっちゃんと思わず、顔を見合わせて同時に叫んでいましたよ。



以来、なにやら、もの問いたげでありながら、何かにイチャモンをつけているようなツバメの囁きを耳にすると、思わずにはいられないのです。

   「腹は減ってませんが、何か!?」
[歳時記]


紙一重。

13歳のハローワークというサイトがある。
村上 龍さんという方がお書きになった、同名の「13歳のハローワーク」という、児童・生徒・学生向け職業紹介の本が元です。
というか、web版といったほうがいいのかな?

500種以上の職業が紹介されており、何にも興味の無い子供たちについても、行く道の足元を照らしてくれるような言葉が温かいです。

さて。
そこに、「和裁士」の項もありまして。
およそ500種の職業の中の一つですもんね。
それだけを一所懸命調べる訳にもいかないでしょうし、ある程度、仕方が無いかなと思いつつ、まぁ、そんなもんだというセンで紹介していただいています。

・・・・・・んがっ。

1反100万円もする反物を扱うことも珍しくはない

とな!?

いや。
珍しいよ? 滅多にない事だよ!
一反、100万だよ!?

誰に聞いたんだよー。こんなガセネタ!
嘘教えちゃ駄目だよー。

ところによっては、そんなところもあるでしょうが、
普通、一般の、底辺の、そこら辺の、市井の和裁士さんは、100万円なんて、ごーせーな反物は、ほとんど掠りもしませんよ。

自虐に走っているといわれても、そうなんだもの・・・・・・。
雑記


母の日。

ドラ息子から電話がありました。

   『今日、ママの日だから飯食いにいこう』

母>>「ほー。お前にも『母』が居たのか?」
         日ごろの行いが悪いと、こんな言い方をされます。

ドラ息子『うん。一人な』





・・・・・・この母にしてこの子あり。か?
日記


被布のこと。

被布の特徴はこんな感じ。
被布・上り

生地は御召です。
ぱっと見は、

   ちょっぴり地味かも。華やかな被布には、どうなぁ・・・・・・。

と思いきや、上がってみると、全然。
地味どころか、地紋の光沢が角度によって色を変えて見せ、すごく粋です。
齢八十にして、水色の絽の被布をお召しになっていたお茶の先生もそうでしたが、
この反物を選んだお客さんに、脱帽。

   くそー。
   あたしもまだまだね。

お写真は青っぽいですが、実物はもっとグレースケールです。
組み紐も黒っぽく見えますが、実は濃紺です。
被布・上りちょいup

思うに、被布とは、年を重ねたほうが似合うんじゃないか?

飾り紐、同色薄色です。
被布・薄色

色を見るために飾り紐を置いただけですので、歪んでいます。
気にしなーい!

被布のマチ

被布は羽織とコートを足したようなものですが、
羽織と違うのは、接ぎの高さがダンチにならないでツラ一にすること。

   羽織:マチ接ぎ<後接ぎ≦前接ぎ(高)
   被布:マチ接ぎ=後接ぎ=前接ぎ

羽織もそうですが、マチ上はくけません。
細かいことをあまり気にすると、ハゲますよ。

被布・畳み方

畳み方もいろいろあります。
お勧めの畳み方は、写真のように内側に折り込んでしまい、身頃はコートの畳み方です。
衿の上に、ぽんとお袖を乗せます。

   1.肩周りに皺が寄りにくく、寄っても少なくてすみます。
   2.着た時の衿が立ちやすい。

あまりぺったんこでは、見栄えがしないと思うのですが、どんなもんでしょう?

洋服のように、衿を見せてお袖を下側にするのも良いですが、それは呉服屋さんでの見た目の畳み方と思ったほうが良いです。
和服は一枚一枚を文庫にいれてしまうので、表書きをしておけば何が入っているか分からなくなることも無いでしょう。

着た時の様に形にして、衿を出して畳むのも悪くは無いです。
が、

   1.衿がつぶれて立体感がなくなる。
   2.肩周りに皺が寄りやすい。

という理由から、お勧めしてません。
最悪、肩周りが衿に押されて伸びることもあります。

被布の飾り紐は伊藤組紐店様(http://www.kyoto.zaq.ne.jp/kumihimo/jp/index.html)にお願いしました。
くどいぐらいの問合せに親切に対応していただき、恐縮です。
色見本を兼ね備えたサイトにリニューアルされると聞き、楽しみにしております。
房つきの飾り紐はいとや増田さん(http://www.e-itoya.com/)にもあります。

珍しいものを縫わせていただいてありがとうございました。
今度は、いつになるかなぁ・・・・・・。




って、自分のがあったっけ。
仕事中


犬も歩けば棒に当たった。

昨日の強風で、すっかりハゲになった八重桜。
ほんと、鼻の命は短くて・・・・・・??
訂正。花の命は短くて。

最近の犬の散歩は余所見が多くて困ります。

水場には、ワラビがにょりにょり生えているし、
タラの芽やウドは争奪戦が激しいし、
気をつけて歩かねば、道路いっぱいにつぶれた蛙がいるし、
花モモには虫がついているし、
雲は飛ぶように流れるし、
星はきらきらしているし。

そんなこんなで、溝を飛び越えて、ガードレールを潜ろうとしたお犬様。
紐が短すぎて、途中で引き戻され、勢い余って、支柱に頭をごっちん。

   かーん!

という金属音と、思わず漏れた、

   わん!

ワタクシには、確実に「いてっ(怒)」と聞こえましたよ。
お犬様


八重桜

今年も咲きました。
うちのお二階からみた桜です。

八重桜

色とか変えてませんので、ちょっと重いかも。

追加:
八重桜2


咲く時期は例年通りでしたが、どうも、花のつきが悪いようです。
毎年、もう少しモコモコしてるんですけどね。

一番手前、左右の木が、八重桜。
ど真ん中の、小さな色違いの気が、花モモ(散りかけ)。
その奥が銀杏で、
そのまた奥の、ちょっと濃い緑が、ソメイヨシノ。

八重桜も二種ありまして、左手前の薄い緑の葉に花びらも白っぽいのが「御所車」。
華やかなのは、・・・・・・。なんだっけ?


春の夕暮れです。
かすかにかかった靄に、「朧月夜」を歌いながら犬と散歩しました。
余談ですが、声には出してません。

これを撮った次の日は、雨でした。


これが散ると、夏です。



[歳時記]


HPをリニューアルしようと・・・。

そろそろ、やる気、見せないとね。

と、思いながらも、あれこれと見てまわっていたら、
和裁関係で初めてのブログ友達(勝手に、友達呼ばわりしてます)が、久方ぶりに更新していることに気付き。


   久しぶりだなぁ。
   相変わらず、真面目だなー。


などと、我が和裁に対する不真面目ぶりを反省することしきり。

修行先が、わたしは京都で、彼は東京なので、
寸法や、細かい仕立て方なんかは、大変参考になります。

初めてのお客様や「手縫いdeちくちく」のお客様は、問答無用で京都仕立てになってますが、呉服屋さん経由だと、どうしても、地元のスタンダードが優先されるのです。

記事の続き
日記


被布

あんまり見かけないし、あまりにもマイノリティな和服の上着です。

用途は、羽織の替わりに着ます。

特徴として、
1.マチが付き、前下りが付きます。(羽織と同じ)
2.たて衿も付きます。(コートと同じ)
3.衿が被布衿です。(当たり前)
4.手縫いです。
5.接ぎは、羽織のようにダンチにしないで、一直線です。
6.被布飾りが付き、
7.小道具は被布飾りのつくところにスナップだけ。
  紐もポケットも飾りボタンも付きません。

こんなところでしょうか。

7.のため、結構はだけやすいという特徴も。

被布衿コートとの違いは、よく言われますが、
1.ミシン縫いと手縫い。
2.外出着か室内でも可か。
3.見たところ何でもありっぽい。

特に、衿。
小衿とたて衿の間が大抵2寸程度あきますが、被布衿コートはたて衿から直接、小衿がついているのを見かけます。

記事の続き
仕事中


時々思うのです。

ブログが更新されるたびに、

   「悠長にパソコンなんかやってないで仕事しろよ!」



って、思われてるんじゃないかと・・・・・・戦々恐々
日記


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