縫い子さんの日がな一日(改)

「若き職人」の称号を返上しつつ、中々、「熟練の職人」になれない田舎の仕立て屋さんの日がな一日

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キャベツと白菜

呉服屋さんは、農家並みに家庭菜園をしています。

このごろのお野菜は、霜に当たってとても甘くて味があります。
今は白菜が旬。
どこへ行っても白菜三昧。
頂くのは白菜。
あっちから大玉。こっちから半分。傘地蔵が持ってくるのも、白菜。

塩と胡椒でいただく白菜鍋が、美味しい。

この前、呉服屋さんにお届け物を持っていったら、

   「キャベツ! 持っていかいん(=持っていきなさい)」

っていうから、白菜以外の野菜だ! キャベツだ! やほーっ!
と玄関で待っていた。
のこのこと裏から、ふたつ。持ってきたのは、小玉の白菜

   「ちこいキャベツだけど、いっちゃ」

   いい・・・・・・ッちゃ、いいんだけど・・・・・・。
   いただくものに、ケチなんかつけないけど。

あくまで、これをキャベツと言い張る呉服屋さん@御隠居。


家へ帰ってきて、言ってみた。

   おかぁ。キャベツ、もらってきた。

ほんとにーっ! 白菜はもういいって思ってたところよー。と、感激の言葉をいただきながら、

   あれ?キャベツは?

   御隠居が、キャベツくれるって言って、これくれたよ。




それは、誰が見ても白菜でした。
ま、似てると言えば、似てますわな。
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初雪

去年と比べてどうなんだろう。

雪虫かと思って、じっと、行方を見ていたら、見逃してしまった。
なのに、次から次へとふわりふわりと落ちてくる。

ああ。雪なのね。

今日はとても寒かったのに、そんな日に限って、

   灯油がない!!


家人が二人、風邪でダウンです。
皆様も、お体ご自愛くださいませ。

もうすぐ、クリスマスですよ~。


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師走!

夕方も4時をまわると空が沈み始めます。
冬の夕暮れは、夕飯の匂いが一層引き立ち、外気の寒さとは裏腹に、なんとなく暖かい気がします。

病院の前の三角のロータリーの真ん中に、「オルテガの木」があります。
確か、そんな名前だったはずなのに、検索したら出てこない。
そういえば別名が併記してあったような。なんだったかな?

それはともかく。
クリスマス時期に、その木は、クリスマスツリーとなります。
前日、有志の皆様が、電飾を飾り付けしているのを見ていたので、母を誘っていそいそと、犬の散歩に出かけました。

今日は、点灯式があるはず。

その木の下では、いそいそと、お兄さんが蝋燭を置いています。
でも、人がいない。あれ?

お兄さんいわく、
「点灯式は、5時から。今は、4時40分ですね」にっこり。


はああぁぁぁっっ! ワタクシの勇み足っ!? 早すぎるじゃん。

とうろたえていたら、お兄さん、
「ちょっと見ますか?」

と言いながら、返事も聞かずに、勝手に、点灯!!

ぱっと付いた電飾は、去年にもまして、きらきらとしていて。
去年は木の下の地面に電飾を多く配置して、ライトアップ風を狙っていたけれど、
今年は、地面ではなく、木の一番下の枝に電飾が引っ掛けられていて、なんとなく、木、全体が浮いているように見える。
年々、電飾が増えて、華やかになっていくのが、嬉しい。

たとえ、クリスマス・ツリーのシンボル、天辺の輝ける星がハートであったとしても。

母とお犬様と。二人と一匹で、思わず、拍手。贅沢な点灯式でした。
あ、お兄さんもいたな。

今年も、師走が、やってきた!!


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越冬。

多分、間違いないと思うの。
とっても特徴的な鳴き声で、クワックワッという感じ。
結構響いて、うるさい
十三夜の月が、思いのほか暗くて、良くは見えなかったけど、
上空を2,3回旋回。


白鳥が、白石川に、越冬に来たようですよ。

今年も、冬がやってきました。



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『花さか爺さん』を考察してみた。

夕べ、日も暮れたころに降りだした雪は、今朝方、2センチほども積もっていました。
いつもなら、昼になる前にきれいさっぱり融けてしまうのに、
昼間の暖かな日差しにも、そのまま涼しげにしています。
よほど、気温が低かったのでしょう。

庭の蝋梅が一つ咲きました。
去年は、暖冬のせいで、前の年の12月にすでに咲ききっていたのですが、今年はいつもの通りに、寒い中、甘い匂いがほのかに香ってきます。

その隣に、枯れ枝を曝す梅があるのです。
我が家の梅干の梅であり、梅シロップの梅です。
花も葉っぱもないそれに、薄く雪が乗っています。

そこでやめておけばいいものを、ふと。思い立ってしまったのです。

   「花さか爺さん」って、灰をまいて花を咲かせたのだよね?

   よもや、マジで、灰をまいて花が咲いたわけではあるまい?
   では、そこに至るまでの、作者の見た光景があるに違いない。

   それって、これ(=雪の載った枯れ枝)だよね?



枯れ木。というからには、季節は冬でしょう。
「桃には桃の、桜には桜の、梅には梅の花が咲いた」
というのだから、それぞれが、咲く前。
しかもつぼみもつけていなければ、枯葉さえない状態=枯れ木。

お天気のことは、特には触れていないのだから、
絵本で見るように、晴れていたっていいし、雨だっていいのです。

で、推察するに、この物語のお天気は、吹雪!
爺さんが灰をまいて、ある程度離れた木々全体、本によっては、山全体に花を咲かせるほどに行き渡らせなければならないことを考えると、旋毛を巻く風が吹いていたに違いないのです。
そんなに寒くない地方で降る雪は、大抵、水分を含んだ湿った雪です。
湿った雪は大粒(?)になりやすいです。
はらはらと舞い落ちる美しいではなく、
やけくそのように、どんどこ、「降る」というより「落ちてくる」に見えるのです。
しかも、湿っているので着雪しやすい。
灰=雪と考えると、つまりは、吹雪。

そういうことを、作者は見て、あるいは知っていたのでしょう。

ってことは、
作者さんは湿っぽい雪の降る地方の出身。
日本海側か。それとも、東北地方の南部。

探し出せたのは「富山県」でした。

   うん。
   まあ。日本海側だわな。
   当たらずといえども遠からずって事で。えへ。


思い巡らせて見たのです。
富山県のとある山あいの、雪深い村で、
逆巻く吹雪の中、つっかい棒の窓から見た光景は、
まるで花が咲いたかのように雪をかぶる枯れ枝を取り巻く、風。雪。
風に舞い上がる灰のように、重さを感じない雪。
いつかその枝に咲く花を夢見て、春の来るのを待ちわびたことでしょう。

室町時代末期から江戸時代中期に成立した物語だそうで、
「御伽草子」に入ってるかと思って、検索してみたけど、・・・見当たらないなぁ。
「御伽草子」じゃないのかな?


参考にどうぞ。
http://marmi.babymilk.jp/mukasi/mukasi.index.html
http://enkan.fc2web.com/minwa/sonota/07.html


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